2023年10月9日月曜日

世界史用語の覚え方

 
 世界史用語って覚えなければいけない量が多い上に、カタカナや難読漢字が多くて嫌になっちゃいますよね。資料集とにらめっこしたり、一問一答問題を解き続けるのも苦行になりがちです。そんな人のために、今回は少し目先を変えた世界史用語の覚え方を提案しましょう!

 今回紹介するのは、「用語のカッコよさで覚えちゃおう作戦」です。長いカタカナや難しい漢字が入った用語ほど、響きがカッコいいことが多いです。その響きで用語を覚えれば、すんなり頭にはいってくるのではないかという作戦です。もちろん、ボアズキョイや完顔阿骨打といった例外もたくさんありますがそこには目をつぶりましょう。

 長い前置きも置いたことですし、個人的にカッコいい世界史用語BEST3を発表しちゃいたいと思います。勘が鋭い皆さんなら、もう察しがついたかもしれません。僕は「世界史用語の覚え方」というタイトルを付けていながら、脳内で作成した"厨二病世界史用語BEST3”を発表したくてしかたないだけなのです。ではさっさとランキングに移りましょう。


第三位 シュリーフェン=プラン
はい、第三位はシュリーフェン=プラン。ドイツ帝国の軍人シュリーフェンさんによって立案され、第一次世界大戦でドイツ軍によるフランス侵攻に適用された軍事作戦ですね。
○○=プランという用語は他にもありますが、シュリーフェンという名前がカッコよさを引き立てています。そもそも、秘密軍事作戦というのがロマンの塊でしかないです。

第二位 三跪九叩頭の礼
第二位は読み方が難しい、三跪九叩頭(さんききゅうこうとう)の礼。跪いて3回頭をたれるという動作をくりかえす、清の皇帝に対する臣下の礼です。イギリス使節のアマーストがこの礼を拒否したことで皇帝に門前払いされました。
3と9という数字が何かの技名っぽいですね。人名以外で、漢字が連続で並んでる見た目がもうカッコいいです。

第一位 アウステルリッツ三帝会戦
栄えある第一位はアウステルリッツ三帝会戦。三帝会戦です。カッコいいに決まってます。最高に厨二心を刺激されます。
フランス皇帝となったナポレオンに対して、ロシア皇帝とオーストリア皇帝が起こした戦争です。アウステルリッツは現在のチェコにあるらしいですが、東欧はカッコいい地名が多い印象ですね。


 ということでカッコいい世界史用語BEST3でした。今回は少しネタに走っていますが、見方を変えるだけで、ただの暗記事項が自分の興味があるものに変わるので、楽しく勉強できるように工夫してみることも大切かもしれません。

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