2018年8月28日火曜日

受験生の秋冬期間の過ごし方について



こんにちはAAの中村です。





みなさん夏休みが終わり、学校が始まってきている時期だと思います。
今回は、そんな今の時期から冬まで私が受験生時代どのように過ごしていたかについてお話したいと思います!



秋冬にかけての勉強法で私が意識していたことは
1.インプットからアウトプットへの切り替えと、2.苦手分野の把握の大きく2つです。


まず、1.インプットからアウトプットへ勉強法を切り替えた
夏まではとにかく知識を溜め込むことに集中していましたが、秋から冬の期間は演習を重ねそれらの知識を実際に応用すること、問題を解くことに集中しました。
実はこの話は高3生向けのセミナーでもしたのですが、その後の反応として「まだインプットが終わっていないからアウトプットに入れない」といった声が多くありました。


しかし!ここで私が言いたいのは、暗記系学習に関しては、インプットが「それなりに」できたら、アウトプットへ切り替えた方が勉強の効率が良い、ということです。実際、私が受験生時代、夏まででインプットが終わ った!と思い演習や赤本を解き始めたのですが、全くと言って良いほど日本史が解けませんでした。しかし間違えた問題の復習をし、また別の問題にチャレンジする、忘れた頃に最初に復習をした問題をまた解いてみる、を繰り返しまくることで知識がインプット時よりも格段に定着しました。


また、自分の志望大学の問題を解くことで、自分に必要な知識がどんなものなのか、出題傾向に沿った効率的な暗記ができるようになります。がむしゃらに知識を詰め込むこともある程度は必要ですが、「それなり」にある知識を根底として自分に特に必要な知識を把握することで勉強効率が大きく変わると思います。



次に、2.苦手分野の把握
1とも繋がりますが、自分の志望校の問題傾向を把握し、自分が苦手な分野を把握することに秋から冬は力を入れました。
問題の出題方法や難易度は学校によって大きく異なります。まず、自分の志望校がどのような問題傾向にあるのかを把握するだけでも、本番に向けての大きな一歩です。正誤問題や古漢融合文問題など、学部単位で異なる問題と自分との相性を感じることで、受ける大学を改めて考え直すチャンスにもなります。赤本を解くことに抵抗がある人は、いきなり第一志望大学の赤本を解くのではなく、自分が受ける一番下の大学、安全校の赤本を解いてみることをお薦めします。



長々と書きましたが、いいたいことはひとつです!問題を解こう!!あまりにも理解が追いつかなかったらまたその部分のインプットをはじめれば良いので、とりあえず問題を解いてみましょう!!