2019年10月23日水曜日

学科紹介

 
こんにちは!AAの中村です
今回は私が所属している早稲田大学教育学部複合文化学科について紹介したいと思います。
 
早稲田大学の文系の学部において、多数の学科が存在するのは政治経済学部と教育学部しかありません。
この学科選び、実は教育学部を受ける受験生にとって、とっても重要です!
私が受験生の時、出願時に何も考えず学科概要(どんなことをするか)やカリキュラムだけ見て、文学部や文化構想学部に似ていたことだけを理由にこの学科を選びました(文化構想学部には複合文化学コースが存在します!)。
 
しかし!実際に入学してみると後からどんどん自分が知らなかった重要な事実が明らかになっていきました…
まず、複合文化学科は物事を多角的にみる力を養うために第二外国語(スペイン語、フランス語、ロシア語、中国語、ドイツ語)を他学部、他学科よりも本格的に扱います。このことはもちろん私も入学前から知っていましたが、この第二外国語を4年生まで必修でとり続けなければいけないということまで考えていませんでした…。学年末の試験に合格し続け、就活を行う4年時に語学+ゼミを行うことはなかなかにハードです。
 
さらに、教育学部ならば皆取ると世間では思われている(実際に取る人はとても少ないです)教員免許も、当たり前ですが学科によってとれるものが変わってきます。
複合文化学科では、第二外国語の教員免許と、英語の教員免許が取得できますが、英語の教員免許は第二外国語の教員免許を取らなければ取得できません!メジャーな英語の教員免許をとるためには二つの教員免許を取得しなければならないことになります。
 
と、ここまで複合文化学科の大変な点ばかりを述べてきましたが、もちろん良い点もたくさんあります!
前述した通り、第二外国語を本格的に学べるため、英語以外に自分の学びたい言語とその国の文化や歴史について思う存分学べます。さらに、複合文化学科ではこの第二外国語を視野を広げるためのツールとして使うため、言語を習得することが最終目標ではなく、「言語を学ぶこと」自体がこの学科の主な学習内容である文化分析につながります!
また、必修科目が他の学部と比べて少ないので自分で好きな授業をより多く選べるのも良い点です。食事スペースの「面白い授業」で紹介したように、古典的文化から現代のポップカルチャーまで幅広く扱っているので、自分で興味のある分野の授業を発掘していくことができます。
 
複合文化学科は定員が70人と少数なため、知り合いが出来やすく、必修授業などでのクラスの雰囲気もアットホームで温かいです◎

このように、学科によって特色は大幅に異なるため、学部だけでなく、学科選びまでしっかりと調べて、慎重に行いましょう!

複合文化学科について詳しくはHPを貼っておくので是非興味がある人は見てください! 
http://www.waseda.jp/prj-edu-culture/gaiyou.html