2024年3月2日土曜日

受験の心構え


久しぶりにブログを書きます、AA有田です。
高3生の皆さん、長きにわたる受験勉強本当にお疲れ様でした!後期日程が残っている方も、もうひと踏ん張り頑張ってください。応援してます!
今日は僕がこれまでAAとしてマナビスで働いてきたなかで色々と考えてきたことを、受験生時代に周囲から教えられたことも交えて、高2生・高1生・中3生に向けて話したいと思います。いつもよりちょっとだけ真面目な内容かもしれませんが、気軽に読んでいただけると嬉しいです。

それは、受験の心構えについてです。普段皆さんはどのような思いを持って受験勉強をしていますか?特に直前期の高3生となると、並々ならぬ思いで勉強に励んでいる人も多いことでしょう。ですが、理想的な受験の心構えってどのような心構えだと思いますか?
僕は「やれるだけの努力はするが、期待はし過ぎない」のが理想的な心構えだと思います。その理由は、本番で良いパフォーマンスを出すこととだったり、受験を乗り越える上でメンタルを保つことから説明できると考えています。

受験は良くも悪くも本番一発勝負であり、本番の結果ですべてが決まります。なかには本番に強い人もいれば、本番に弱い人もいると思います(someとotherの構文みたいですね。ちなみに僕は後者です笑)。おそらくそれに大きく関わるのが緊張感ではないでしょうか。緊張してしまうと頭が真っ白になってしまいますし、普段ならわかる問題もわからなくなってしまうものです。ですが、先述の心構えがあれば、きっと本番の緊張も乗り越えられると思います。

「やれるだけの努力をすること」には、本番において2つの効果があると思います。1つ目は、緊張そのものを和らげる効果です。努力することで、「自分にとってこれ以上ない努力をしたのだから、きっと大丈夫だ!」という考えにつながり、本番で焦らずに済むわけです。2つ目は、本番で緊張している状況下でも、普段の勉強時と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮できるという効果です。先ほど話した通り、緊張すると頭が真っ白になります。そのようななかでも覚えていられるのは、繰り返し勉強を重ねた末に記憶の深いところまで染み付いたことだけでしょう。だからこそ、勉強すなわち努力をやれるだけやることが大事になるのだと思います。

次は「期待をし過ぎない」について、もう少しかみ砕いて話します。努力をすることとは若干矛盾してしまうかもしれませんが、これも大事な心構えだと思います。
僕が受験生の頃、自分と同じ志望校に合格した1個上の先輩が合格体験記で「受験がすべてではない」と書いていたことが印象に残っています。当時の自分にはあまりピンときませんでしたが、今では少し理解できたような気がします。というのも、受験は努力した量が忠実に結果に反映されるとは限りません。自分からしたら尊敬できるくらい受験勉強をがんばった人が良い結果を残せなかったパターンは何度も見てきましたし、逆にそこそこの努力で良い結果を残す人(いわゆる地頭が良い人)も知ってます。だからこそ、受験がすべてだと考えると精神的にきついこともありますし、それで自分を追い込んでしまうと大変です。本番でも緊張しやすくなってしまいます。そういう意味では、むしろ受験に期待しすぎない方が受験を乗り越える上では良いのかもしれません。それに、先ほど話したようにやれるだけの努力をしていれば、たとえ悪い結果になったとしても大きな悔いは残らないはずです。あと、大学に入ってしまえば意外と受験の頃のこととかどうでもよくなってきますよ。受験は案外ちっぽけなイベントだと思っても良いのかもしれません。

僕の意見が皆さんの参考になれば幸いです。繰り返しになりますが高3生の皆さん受験お疲れ様でした!高2生はこれからの1年、受験勉強頑張ってください!