2021年8月23日月曜日

ミラクルがこの指に止まった日

こんにちは、AAの富樫です。

もう受験に関するネタが尽きかけているため、また充電期間を設けるかつ更新頻度を保つために今回は私のミラクル体験談を書きます。

仮にも予備校のブログなのにこんな好き勝手していいのかと自分でも一瞬考えましたが、まあ大丈夫という事にします。(全然大丈夫じゃなかったらホントにすみません。)


私は以前、とある有料の公園に大学の友人3人と出かけたのですが、その日はまあ天気が良く、正に快晴という言葉を体現したかのような素晴らしい青空が広がっていました。
季節的にも多くの虫が飛び交い、草花は生い茂っていて綺麗な景色を演出していたので、せっかくだし公園にあるパブリックアート(パブリックアートというのは街とか公園の中とかによくある謎に大きい美術作品のことです。常に外に設置されている特性上、真夏日に触ると準備OKのフライパンのようにありえないくらいアチアチに熱せられている。)をバックに写真を撮ろうという事になりました。

公園には私達以外にもそれなりに客が居て、パブリックアートの前には数人で構成された列が出来ていました。
列の最後尾で待っている時、晴れた日の公園だからか知りませんが、チョウチョやバッタがめちゃくちゃ飛んでるんですよね。
そして何となく暇だったので、カッコつけて人差し指をピンと天に向け(「あの~、小皿もう一つお願いします」を表す手の形)、「今日は風が良い感じだな、虫たちもホラ、喜んでる」といった感じの、キザ過ぎてドン引き確定のセリフを吐いた次の瞬間、


蝶が私の指先に止まりました。


私を除いた友人3名が口を揃えて「えっスゴ」と脊髄反射で出したような声で驚いていました。でもこの場で一番驚いていたのは絶対に私だった。

こんなことあるか?カッコつけて指先立てたら蝶が来た。ギャリック砲や領域展開に憧れて練習してて、マジで出ちゃったらこんな気分なんだろうな。ナウシカでも出来ませんよこんなこと。

しかし1秒も経たずに「指を立てたら蝶が止まった」という美味しすぎる状況を理解した私はとっさに

「昔からこんな感じで遊んでたんだよね...w」

という調子乗りすぎてるウソを、自然と完全に調和した仙人のような儚げな顔で吐きました。
昔の私はクーラーの効いた部屋で3DSでモンハン4ばっかりやってるようなインドア派少年だったので余計にウソの重みが増した瞬間でもあります。

友人はみんな純粋な人だったので、マジで信じてくれていました。ホントにごめん。

蝶は満足したのか噓つきの人差し指からフッと飛び立ち、また快晴に向かって羽ばたいてゆきました。
そして気づいたら写真の順番が回ってきました。
4人並んで中腰になって、各々が好きなポーズで撮影。

撮れた写真をよく見ると、3人はピースサイン。1人は人差し指を上に向けていました。

まるで自然と完全に調和した仙人のような儚げなドヤ顔で...

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