2019年1月29日火曜日

世界史愛…

こんにちは!AAの山本です。
今回は、僕が世界史に対して抱く愛について書きたいと思います。
僕が世界史を愛する理由。それは、ロマンがあり、スリルがあり、ドラマがあるからです。
愛が深すぎて、今年の秋には世界史検定1級の受検を考えています。合格できるように頑張りたいです。



世界史を楽しむコツは、まず推しメンを決めることだと思います。要するに、自分が最も評価する人物を決めるのです。
僕自身が世界史上で最も評価している人間は、19世紀のドイツ帝国隆盛を築いた宰相ビスマルクです。
彼ほど頭が良く、巧妙に人の心を動かせる人物はいないと思います。
彼を形成するキーワードは、数多くあります。「アメとムチ」、「鉄血政策」など。しかし、僕が彼を評価するきっかけとなったのは、「エムス電報事件」という事件です。
簡潔に事件の概要を述べると、彼が、とある電報をわざと改ざんし、ドイツとフランスとの間に戦争を起こすきっかけとなった事件です。
最終的にドイツはフランスとの戦争に勝利するのですが、僕の見解を述べさせてもらうと、ビスマルクは、当時の両国の状況を細かく分析し、この戦争の勝利までを見込んでわざと電報の改ざんを行なったのだと思います。
たった一人で戦争の火種を作り、その戦争に勝利し、ドイツ帝国に莫大な利益をもたらすなんてすごいと思いませんか?



ビスマルクのほかにも、世界史には、人間を超越したような奇才の持ち主や常人には考えられないほど愚かな人間が登場します(笑)。
それら全てを含めて世界史のロマンであり、スリルであり、そうした人々が生死をかけて真剣にぶつかり合うことによって生まれるドラマは、まさに極上のエンターテイメントだと言えます。


既に世界史と運命を共にすることを決め、悪戦苦闘している皆さん、どうか世界史は楽しい学問であることを忘れないでください! 知れば知るほど面白いと思える学問です。「エリートの学問」に挑戦していることに誇りを持ってほしいです。
いま日本史と世界史の選択で迷っているそこのあなた!答えを出すのは簡単ですよ!