2021年3月1日月曜日

目指せ記憶、暗算王!

こんにちは。AAの中村です。

 今回は、主に理系教科の解答スピードアップのテクニックの一つとして、「暗算」を紹介したいと思います。
これに慣れていくとセンター試験、共通テストのような問題を解く際に、問題用紙の余白をセーブしつつ、素早く解けるようになるのでとてもオススメです。
また、暗算は記憶力のトレーニングにもなるので、他教科の暗記能力の向上につながるかもしれません。

 まず一つ目のテクニックは、計算を出来るだけ楽にすること、です。計算する前に分配法則、結合法則、さらには因数分解などを頭の中でフル活用して出来る限り簡単な計算に変えておきましょう。暗算に限らず、これをやることでミスが減るので全員やった方が良いです。
 
 二つ目は、使える法則は覚えておくこと、です。下一桁が5の場合の二乗の計算や、1001の素因数分解、分母が7の分数を少数に直した時の規則性など、覚えておくと時々役に立つ豆知識はどんどん吸収していきましょう。

 三つめでようやく暗算する時の話になるんですが、頭の中に「すぐ忘れてもいい」領域を作ること、です。やはり頭の中で行うものなので言語化が非常に難しいのですが僕のイメージではそのような感じで、例えば2桁以上の掛け算をするとき、下の桁から計算し、いったん"おいといて"上の桁を計算し、足し合わせる。という流れで計算すると思うので、この"おいておく"場所を作っておくことがとても重要になります。これは短期記憶をたくさんやることで身につくので、例えば朝登校のために家を出て、最初に自分の横を通り過ぎた車のナンバ
ーをその場で記憶⇒通学中は別の事をやる⇒学校についたときに思い出せるか。みたいなことを毎日やっていればそのうち実感できるかと思います。

一つ目、二つ目は本当にすぐ実践できるのでこの記事を見た方は今すぐにでも初めてほしいです。三つめは、なかなかすぐにはできないと思いますが、長い目で見るとかなり使えるので特に理系を目指す方にはやってみてほしいです。
あまり良くないことなので大きな声では言えませんが、短期記憶をたくさんやっておくと学校の英単語テストの勉強を忘れていたことに当日の朝や休み時間に気づいたとしてもそこから始めて間に合います。その場しのぎなので帰る頃には忘れていますが…
とにかく覚えるのが苦手だったりする人には身近なところから三つ目で紹介したようなトレーニングをしてみることをオススメします。

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