2021年2月23日火曜日

化学 結合エネルギーについて!

こんにちは!今回は化学の結合エネルギーについて、個人的に理解しやすいなと感じた説明をご紹介します。とはいうものの実はそんなに素晴らしいものではないです、、、(笑)

 反応熱の計算の計算の際に、

(反応熱)=−(反応物の結合エネルギーの総和)+(生成物の結合エネルギーの総和)

という公式をよく目にすると思います。さらに式中の符号の意味についてはマイナスは吸熱を表し、プラスは発熱を表すと書いてあるものをよく見ます。高校生の時の私はこの式の意味も結合エネルギーについてもよく理解せずに、暗記して計算していました。(理解していなくても一応答えは計算できてしまいます。)

 本題に入ります。まず、結合エネルギーについて「気体分子の共有結合1molを切断するのに必要なエネルギー」と説明されますが、このことから、結合エネルギーが大きいほど結合を切断するのに必要なエネルギーが多い⇒エネルギー的に安定な物質である、と考えてみてください。そうすると上の式で
(反応物の結合エネルギーの総和)<(生成物の結合エネルギーの総和)のとき、生成物のほうがエネルギー的に安定になった分、エネルギーが熱として放出される(発熱反応)といったように理解できます。

 わかりにくい文章になってしまったかもしれませんが、少しでも理解に役立てたら嬉しいです!この内容に限らず、教科書の説明だけでなく、いくつかの違った説明を読んだり聞いたりすることで理解が深まることがあると思うので、いろいろな解説に触れてみてください!


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