2021年2月14日日曜日

計算ミスを減らそう!

こんにちは、AAの中村です。
突然ですが、皆さん、「考え方や立式は出来るのに計算ミスをしてしまう...」という経験はありませんか?多くの場合、その問題に対する解決策は、「ひたすら問題をこなすべし!」のようなものだと思います。確かに、より多くの問題を解いた方が計算能力が上がるのは事実だと思います、人間なので。しかし、それだとまぁ時間がかかりますよね。そこで、今回は、物理、化学をメインに使うことができ、即実行できる計算のテクニックを紹介したいと思います。
それはズバリ、"数値代入は最後にやる!"です。無意識のうちにこれが出来ている人も多いかとは思いますが、実はこれ、計算ミスを減らし、さらには有効数字のミスも減らせる超有効な方法なのです。問題文中に「g=9.8とする。」とか「アボガドロ定数N=6.02×10^23とする。」などと書いてあったとしても、すぐに代入したくなる気持ちはわかりますが、いったん文字のまま答えを出し、最後に諸々の文字を全部一気に代入して計算しましょう!
このようにするメリットとしては、まず文字のままだと途中で約分や有理化等で上手く消えてくれる可能性があるためいちいち代入するより最終的な計算量が少なくなる点、一度しか計算しないため有効数字を毎度考えなくていい点が挙げられます。

もったいない計算ミスを減らすために、このようなズル...ではないですが計算に創意工夫を凝らすことはとても重要だと思います。ぜひ試してみてください。